川根研究所のチーム:世代を超えた学びと共創
川根研究所の最大の特徴は、小学生から高齢者まで、町の人たちがチームとして協力し合い、互いに学びながら成果を生み出していることです。
川根研究所は、年齢に関係なく「学びたい人」と「教えたい人」が自由につながる場です。小学生から高齢者までの町の人たちが協力し合い、互いに学びながら実践を通じて成果を生み出すことで、地域とともに成長し続けています。
1. 世代の違いを強みに変える
年齢や経験の異なるメンバーが集まることで、それぞれの強みを活かした学びが生まれます。
- 小学生や中高生は、新しい技術やアイデアに柔軟で、デジタルツールの習得が速い。
- 若者や社会人は、実務的なスキルを持ち、プロジェクトを推進する力がある。
- 高齢者は、地域の歴史や伝統、豊富な経験を活かし、知恵を提供できる。
こうした多様なメンバーが協力することで、一人では解決できない課題にも取り組むことができます。
2. 互いに学び合う仕組み
川根研究所では、「教える人」と「学ぶ人」の立場が固定されていません。小学生が高齢者にプログラミングを教えたり、高齢者が若者に昔ながらのものづくりの技術を伝えたりするなど、世代を超えて知識やスキルを交換する場になっています。
例えば、地域の課題を解決するために、
- 小学生がアイデアを出し、
- 若者が技術を使って形にし、
- 高齢者が知恵を加えて実現可能なものにする、
という流れが自然に生まれています。
3. 実践の中で成果を生み出す
学び合うだけでなく、実際にプロジェクトとして形にすることで、成果が生まれます。例えば、地域の特産品をPRするウェブサイトの制作、農業の効率化に役立つツールの開発、町の歴史を伝えるデジタルアーカイブの作成など、地域に役立つ活動を実践的に行っています。
4. 地域全体が成長する場に
このような学びの循環が生まれることで、個人のスキルアップだけでなく、地域全体の活性化にもつながります。 小学生が学びながら地域の未来を担い、高齢者が経験を活かしながら新しいことに挑戦する。こうして川根研究所は、世代を超えた共創の場として機能しています。
メンバー
林 裕隆
発起人・アーキテクト
7歳でプログラミングと出会い、コンピュータの世界の楽しさを知る。好奇心を持ったものは徹底的にやり込むタイプ。ソフトウェア、ネットワーク、インフラ、セキュリティ等の幅広い分野にてエンジニア、アーキテクト、コンサルタント、プロジェクトマネージャ、プリセールスエンジニア等の幅広い経験をもつ。IT以外にも地域交流カフェの設立・運営、学術書籍の翻訳、次世代経営者の育成、新規事業の相談、個人・法人のIT相談役など、多分野に関わっている。国内以外にも海外留学、長期滞在、外資系企業での勤務経験を通じ、国際的な交友関係をもつ。
組織情報
組織名
川根研究所(Kawane Research Institute)
設立
2025年2月